85歳になった祖母は、腰は曲がっているものの、とても元気。
今回はお盆ということもあり、一日目は叔母のところの初盆へ行ったり
二日目はお墓参りへ行ったり、結構あわただしい2日間でした。
祖母の地域では、このように茄子で牛を作って、お盆を迎えます。
(私がコレ借りて写真を撮ってるので、祖母大ウケ)
この茄子の形にも、ものすごいコダワリがあって、
この日いい茄子がなかったので、私が車で5分の叔母の家まで取りに行きました。
私からすると、同じような茄子はいっぱいあったのに、
祖母的には気に入らないらしい。
他の家ではきゅうりバージョンも作るところもあるみたい。
きゅうりが馬で、茄子が牛。
早い馬に乗ってきて、牛でゆっくり帰ってください、という意味だそうだ。
耳は南天の葉、目は小豆、鞍はインゲン、足は麻がらというものだそうだ。
それ以外に、小さい里芋の葉の上に、インゲンと茄子をサイコロに切ったものを供える。
そして驚いたことに、3度の食事の前に、必ず6つの小さなお皿にご飯やおかず盛る。
外で食べてくる場合は、それだけの為にご飯を作り、おかずも作ってから出掛ける!
いやぁ、ビックリしました。
これこそ、祖父への愛、ご先祖様への愛なんだ。
2日間、おばあちゃんと色んな話したね!
おばあちゃんも、すっごく楽しかったって言ってくれたけど、
私もすごく楽しかった。
これからは少なくとも1年に1回は行くようにするからね。